私の実家には、私が子どもの時にペットとして買ってもらった「アカミミガメ」がいる。
名前は「ルフィ」。
某海賊漫画の主人公の名前からとった名前である。
首がよく伸び、食欲も旺盛だったという理由でその名をつけた・・・・・様な気がする。
亀のルフィとは、もう20年ぐらい一緒に暮らしており、まだまだ元気なオスである。
もう随分前に「アカミミガメ」は、野生化による生態系への影響が問題になった為に、ペットの販売が禁止になっている。
私が幼かった頃、ペットショップで金魚やメダカなどのコーナーに当たり前のように売られていた「アカミミガメ」は、今はもう面影すらない。
しかし、「そんな事など知ったことか」と言ってるような元気っぷりの亀のルフィだが、最近水槽が汚れてきていた。
なので今日、仕事が休みであったこともあり、亀のルフィの水槽を洗うことにした。
1時間ぐらいだったか・・・実家の外で水槽の汚れや匂いと戦いながら、何とかキレイにできた。
新しい水を入れ、亀のルフィも甲羅を洗われてご機嫌な様子だったが、水を入れ終わった時、亀のルフィは私の顔をじ〜っと見ていた・・・。
こっちの事はどれぐらい見えてるのだろうか?
亀の視力はよくわからないが、だが確実に私の方を見ていた。
まるで・・・なにかを訴えているような・・・・・・?
その時、私は「ああ〜!」っと声を出して、棚から亀の餌を取り出してみせた。
すると「よっ!待ってましたぁ!!」と言ったかのようにバタバタと暴れ出して、餌を入れてやるとすごい勢いで食べ始めました(笑)
やっぱり変わらないなぁ・・・と、亀のルフィの食べっぷりを見ながら思う私でした。